札幌のもの忘れ外来なら札幌立花病院。札幌市手稲区にある長期療養型施設です。慢性期や高齢、老人の患者さまにも安心して過ごせる環境を提供しています。

札幌のもの忘れ外来なら札幌立花病院。札幌市手稲区にある長期療養型施設です。慢性期や高齢、老人の患者さまにも安心して過ごせる環境を提供しています。採用情報

簡単応募 積極採用中!

札幌のもの忘れ外来なら札幌立花病院。札幌市手稲区にある長期療養型施設です。慢性期や高齢、老人の患者さまにも安心して過ごせる環境を提供しています。

じんましん

じんましんとは

じんましん(蕁麻疹)とは、皮膚に突然あらわれる赤いふくらみ(膨疹)やかゆみを特徴とする皮膚のトラブルです。
このふくらみは虫刺されのような見た目で、数時間以内に消えることが多いのが特徴です。
日本人の約4人に1人が一度は経験するといわれるほど身近な皮膚疾患で、軽度なものから、日常生活に支障をきたすような重度のものまで様々です。

じんましんの原因

じんましんは、皮膚の血管から液体が漏れ出し、皮膚が赤くふくらむ反応(血管拡張・浮腫)によって起こります。
原因は1つとは限らず、多くの要因が絡んで発症することがあります。

  • 主な原因一覧
  • アレルギー性:食べ物(エビ、卵、ナッツなど)、薬、ダニ・花粉などによるアレルギー反応
  • 物理的刺激:圧迫・摩擦・寒冷・日光・発汗など
  • 感染:風邪やウイルス感染による一時的な反応
  • ストレス・疲れ:精神的ストレスや体調不良が誘因になることも
  • 原因不明(特発性):原因がはっきりしないことも少なくありません

じんましんの症状

じんましんの症状は以下のような特徴があります。

  • かゆみを伴う赤いふくらみ(膨疹)
  • 出たり消えたりする(通常は数時間以内に消える)
  • 全身のどこにでも出るが、顔・手足・背中などに出やすい
  • 重症になると、喉やまぶた、唇が腫れることもある
  • ごくまれに呼吸困難などのアナフィラキシー反応を起こすこともある(緊急対応が必要)

じんましんの種類

じんましんは発症期間や誘因によって分類されます。

  • 急性じんましん:数日〜数週間で改善する。多くは感染や食物、薬が原因
  • 慢性じんましん:1か月以上持続する。原因がはっきりしないことも多い
  • 物理性じんましん:摩擦、冷気、日光、汗などの物理的刺激で発症
  • コリン性じんましん:運動・入浴・緊張で発汗し、小さなブツブツが出る
  • 接触性じんましん:特定の物質(植物、ラテックス、動物など)に触れて起きる

じんましんの治療法

じんましんの治療は、原因や症状の強さに応じて柔軟に対応することが大切です。

  • 抗ヒスタミン薬の内服:最も一般的な治療で、かゆみや腫れを抑える効果があります
  • 原因の除去・回避:アレルゲンや刺激物を特定できる場合は、接触や摂取を避けることが重要です
  • 生活習慣の見直し:ストレスや睡眠不足が誘因となることもあるため、規則正しい生活やストレス管理も重要です
  • 外用薬(塗り薬):かゆみや赤みが強い場合にはステロイド外用薬を併用することもあります
  • 難治性の場合の専門治療:長引くじんましんでは、生物学的製剤(オマリズマブ)のような新しい治療が検討されることもあります

じんましんの予防と日常生活での注意点

  • 原因が特定されている場合は避ける
  • 肌を清潔に保ち、過度な刺激を与えない
  • 入浴後や運動後の急な発汗に注意
  • ストレス管理や十分な睡眠を心がける
  • アレルギーがある方は、事前に医師に相談して薬を常備するのも一つの方法です