リハビリテーション

札幌立花病院では、入院患者さまを中心にリハビリテーションを行っています。
年齢層は70歳以上が多く特に80歳代、90歳台代を中心に幅広く受け入れていますが、どの年代の患者さまでもリハビリテーションのご提供が可能です。

当院では病棟生活の一部にリハビリテーションのスタッフが介入しています。

リハビリテーションプログラム

セラピストが個別にプログラムを考え、筋力増強訓練、関節可動域訓練、基本動作訓練、歩行訓練、ADL訓練、趣味活動等、必要に応じ医師、多職種と連携して立案しています。

リハビリテーションのスタッフが病室へお迎えに行きベッドサイド、または訓練室で訓練を行い終了後病室へスタッフがお送りしています。
多くはマンツーマンで関わっています。

個別でのリハビリテーションを行うために、セラピストがマンツーマンで関わります。
入院時に医師と相談し実施計画の立案、実施、再評価を行っています。

集団での体操、音楽活動、個別訓練を行い、患者さまの機能維持、回復を目的にリハビリテーションを実施しています。

現在、理学療法士（PT）9名、作業療法士（OT）4名、言語聴覚士（ST）1名、音楽療法士（MT）1名で経験豊富なスタッフが多く在職しています。

理学療法はケガや病気、加齢によって低下した「からだの動き」や「筋力・バランス感覚」などを改善し、日常生活をより自分らしく、快適に送るためのリハビリです。

当院では、患者さま一人ひとりの状態に合わせたオーダーメイドのプログラムを作成。
運動療法・ストレッチ・電気治療・マッサージ・バランストレーニングなどを組み合わせ、無理なく効果的に身体機能の回復を目指します。

さらに、「自分の身体を理解して、自分でケアできるようになること」も大切にしています。
理学療法士が、心と体の両面から丁寧にサポートいたします。

作業療法は、病気やケガ、心の不調などによって、日常生活に困りごとを抱える方が「自分らしい生活」を取り戻すためのリハビリです。

食事や着替え、家事、仕事、人との関わりなど、日常のさまざまな「作業（活動）」に着目し、身体・心・考える力をバランスよく整えることで、無理なくその人らしい生活ができるよう支援します。

リハビリ内容は一人ひとり異なり、「何ができるようになりたいか」「どんな生活を送りたいか」といった目標に合わせたオーダーメイドのプログラムを行います。

言語療法は、「話す・聞く・伝える・理解する」といったコミュニケーションに関わる困りごとを改善するリハビリです。

発達の遅れ、脳卒中や病気の後遺症、発音のしづらさ、言葉が出にくいなど、子どもから大人までさまざまな方を対象に、一人ひとりの症状や目標に合わせたトレーニングを行います。

言語の練習だけでなく、発音指導・会話力のトレーニング・文字や文章の理解・伝え方の工夫などを通して、毎日の生活や社会とのつながりをサポートします。